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後悔^H^H公開日記 : ピザ工場 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-01-19PizzaFactory2.5 Express Edition for MacOSX リリース このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

無保証扱いとなります.

本エントリ執筆時点での最新版は 4.5.0.20100115 です.

http://sourceforge.jp/projects/pf3gnuchains/releases/?package_id=10539

から各ターゲット用がダウンロードできます.

2009-08-21新しいEclipseで古いRCPアプリを保守する. このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

Eclipse には2つの顔があります.統合開発環境としての顔と,RCPアプリ用のランタイムとしての顔です.PizzaFactory3は,画面だけ見ると,Eclipseそのもののように見えるかも知れません.しかし,厳密に言うと,Eclipseという開発環境で作られたRCPアプリと言えます.

この2つの顔の両方につき合わなければならないRCPアプリの開発者は,1つのジレンマに陥ります.Eclipse は,year releaseに伴い,毎年少しずつランタイムが非互換になっていきます.同時に,開発環境としての機能は充実して行きます.統合開発環境を使う身としては,生産性を上げる新機能や,バグが取れた安定性は是非とも欲しいところです*1.しかし,ランタイムが非互換となるのは困ります.そこで,多くの場合,ランタイムのアップグレードにつきあうか,諦めて古いバージョンを使い続けるかどうか,どちらかの選択をする開発者が多いようです.

しかし,別の解もあります.新しいバージョンのEclipseで,古いRCPアプリを保守することは簡単にできます.案外知られていない*2ようなので,記録してみたいと思います.

手順0: 古いバージョンのEclipse環境が問題なく動作することを確認する.

これ,大事です.後々の作業で上手くいかないときは,古いバージョンのEclipse環境自身に問題がある場合が多いです.

手順1: 新しいバージョンのEclipseをどこかに展開する.

ここはいつも通りの作業になります.私は OSX 使いなので,eclipse-rcp-galileo-macosx-cocoa.tar.gz を使います.ここで,開発対象の RCPアプリが他のフレームワーク (CDTやらBIRTやらEMFやら)を使っていたとしても,それらの新しいバージョンを用意する必要はありません.理由は後で判ります.

手順2: 新しいバージョンのEclipseを起動する.

ここで,ワークスペースは,古いバージョンのEclipse環境で使っていたものを指定しても構いません.ただ,新しいバージョンのEclipseでワークスペースを編集すると,古いバージョンのEclipseで開けなくなる可能性はあります.リスクを避けたければ,ワークスペースをバックアップなりコピーなりしてからにしましょう.

この段階では,大量のコンパイルエラーがでるのではと思います.例えばPizzaFactory3の場合は,CDTに依存していますが,手順1でCDTを用意していないのでプラグイン依存性のエラーが大量に出ます.

f:id:monamour555:20090821152916p:image


手順3: Taget Platform を設定する.

ここが本番です.Preferenceを開き,Plug-in Development - Target Platform を開きます.

f:id:monamour555:20090821152914p:image


次にAdd...ボタンを押します.

テンプレートを使うかとか,現在の設定を継承するかとか聞かれますが,「Nothing: Start with an empty target definition」を選んだ方が間違いが少ないと思います.

f:id:monamour555:20090821152909p:image


Target Content 画面では,Locations タブで Add... ボタンを押します.さらに Add Content ダイアログが出るので,Installation を選んで Next ボタンを押します.

f:id:monamour555:20090821153003p:image


Add Installation ダイアログのLocation:には,古いバージョンのEclipse環境の位置をフルパスで記入します.記入したらfinish ボタンを押しても良いです.Nextボタンを押すと,古いバージョンのEclipse環境で使っていたプラグインやフラグメントの一覧を確認できます.心配性なかたはNextを押すのも良いでしょう.ここで,なぜ新しいバージョンのEclipseでRCP以外のフレームワークが不要なのかがお判り頂けたかと思います.古い環境にあるプラグインを用いてビルドするため,新しい環境には,ビルドで必要なRCPだけあればよいのです.

さて,Target Content ではLocationsの設定以外は必須ではありません.Contentなど他のタブで設定できるものに関しては,プロジェクトの事情に応じて設定します.もしかしたらJREの設定は必要になることがあるかもしれませんね.

ダイアログを閉じていくと,Preferences ダイアログ (Target Platform) に戻ります.この段階では,まだ Running Platform (Active) にチェックが入っているはずですので,これを今作った定義をクリックして切り替えます.

これで設定は終わりです.OKボタンを押します.

手順4: 結果確認

Preferencesダイアログを閉じると,古いバージョンのEclipse環境を使ってリビルドが行われます.たくさんあったビルドエラーは消えているはずです.

まとめ

このようにして,新しいEclipse環境でも,古いバージョンのRCPアプリを保守できます.もちろん,RCPアプリでなくplug-insやflagmentの保守も,同じように実現できます.

*1:特に,MacOSXのように,ユーザ数が多くない環境では,新しいバージョンのほうが格段に安定動作します.

*2:ていうか,隣のid:mistu48からのリクエスト

2009-05-26IPAX2009にてPizzaFactory3展示 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

2009年5月26日から27日にかけて開催されているIPAX2009にてPizzaFactory3 が展示されています. ご来場の際には,是非お立ち寄り下さい.

2009-02-23PizzaFactory3.2 Technical Preview リリース このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

PizzaFactory3.2 の Technical Preview がリリースされました.

有償版のPizzaFactory3.1には,既にバンドルされています.

PizzaFactory3.1 のライセンスは,そのまま PizzaFactory3.2 に引き継がれます.

PizzaFactory3.1 は,セキュリティホール等,深刻なバグ修正を除き,開発が凍結されます.

Technical Preview 時点での PizzaFactory3.2 は,提供機能が不十分なため,PizzaFactory3.1 のご利用をお進めしますが,今後2ヶ月を目処に PizzaFactory3.2 への移行が完了する予定ですので,新規開発でご利用の際には,PizzaFactory3.2 への移行計画をご用意なさることをお奨め致します.

2008-11-06PizzaFactory3.1が対応しているEcloxのバージョン このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

少し古くなりますが,0.6.5のみとなります.これよりも新しいバージョンは,Doxyfileのエディタが開けないなどの問題が発生します.